惜陰小学校 様

子どもが一人一人の疑問に根気よく取り組み学び方を身につける学習力(人間力)を求めて

 

ご担当

田賀 秀子 先生

対象科目

4年生 理科・電気のはたらき
6年生 理科・電流のはたらき

利用教材

・教育用レゴ マインドストーム
・ROBOLAB1.5

テーマ

子どもが一人一人の疑問に根気よく取り組み学び方を身につける学習力(人間力)を求めて

――――ロボットづくりを中心にして――――
PISAやTIMMSの学力調査の結果から、子どもたちは知識能力としての学力はあるが、将来を見据えた「生きる」ための学力が、育っているとは言い難い。 その点、新教育課程で唱えられている子どもの知的好奇心を高め、問題解決の過程を大切にしたものづくりは適切有効であると考えられる。 ロボットは、幼児の時からおもちゃとして子どもに与えられ身近な存在であるばかりでなく、近年は障害者や高齢者の介護用として私たちの日常生活に実用化されつつあり、 子どもたちの目に触れることが多い。そのため、子どもたちはロボットに対する興味や関心が高く、その製作には意欲的である。 4年生では、太陽光エネルギーの利用について学習するが、ロボットを教材として活用すれば、電池・太陽光などのエネルギーについて、生活と結び付けて取り組むことができる。 また、6年生では、ロボットの製作・通信を通して、センサー機能・赤外線といったエネルギーの転換にまで単元を発展的に取り扱うことができる。 センサー機能や赤外線などは、自動ドアやリニアモーターカー、バーコードなど日常生活に深く結びついているので、理科の学習が子どもの生活に還元されるものと考える。

内容

4年生 理科・電気のはたらき
6年生 理科・電流のはたらき

コメント

(実践の成果)
今年度の対象児童は、生れて初めてロボット学習に取り組んだ児童だった。
レディネス調査では、ロボット学習に関心を持っている児童が70名中40名ほど、そうは思っていない児童は15名、どちらでもよいと答えた児童が15名ほどだった。 昨年までは、6年生の児童は4年生のときにもロボット学習をしており、この学習に全員が強い関心を持っていたのに対し、今年度は関心のある児童とない児童が二極化している中で学習を進めていった。 二極化している児童の学習意欲の継続や無関心だった児童の変容をつかむため、次の3点に留意して学習を進めていった。 アンケートを記名式にし、一人ひとりの児童の実態を把握できるようにした。
通常の理科実験班は、8班/1クラスあるが、1班に2台ずつ、ロボット部品をおくことで、グループ間のコミュニケーションをし易くした。 今までは、ロボット学習の時だけ、チームを作り変え、なるべく男女で1組にした。 これは、男子の方がブロック遊びが得てだろうという推測の元、行ったのであるが、実際行ってみると、性別の差はあまり関係がなかった。 また、あまり、男女1組で活動することがないためか、最初のうちは二人の関係がギクシャクしていたためである。 シラバスは考えたが、児童実態に合わせ、楽しい学習になるように教師指導型の学習にならないよう、あわてずあせらず、グループの進度を把握しながら進めていった。 学習が進むにつれ、進度に差が生じたが、学習の最後は「いろいろなセンサや時間制御を使ってカーリングをしよう」というゴール(目標)を児童に、学習当初から提示していったので、 児童も、目先のことにいらいらせず、楽しく学習することができた。

(今後、実践したいこと)
センサが日常生活の中でどのように使われているか、教師側からの提示だけではなく、実際に取材してみるなど、生活体験に裏づけされるようなロボット学習の活用の仕方を考えていきたい。

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